再読 膝行族2010 ベストブック

こんばんは。かもめ食堂 膝行族 ハラダです。 この週末の春清寺 座禅会に備えて、 ベトナムの禅僧、ティク・ナット・ハン氏 の True Love: A Practice for Awakening the Heart を再読しました。 実はこの本、膝行族の2010年ベストブックでした。 ※新書サイズにも満たないペーパバックです(本文約100ページ程度)。 ぼくも全くと言っていいほど昨年まで知らなかった方なのですが、 ダライ・ラマ14世とならんで世界的に著名な仏教者だそうです。 なにはともあれ、ティクナットハンの英語がきれいなんですねぇ。 情景がうかぶ簡単な英語で Zen を語られます。 前回の座禅会で春清寺住職もかたられたように、 座禅では、調身・調息・調心、「いま・ここ」が大切なのではと思っています。 この「いま・ここ」をティク・ナット・ハンが述べるとこんな感じ... " Breathing - I know that I am breathing in: Breathing - I know that I am breathing out " If you do that with a little concentration, then you will be able to really be there, because in our daily life our mind and our body are rarely together. 引用 P.7 Thich Nhat Hanh 「True Love: A Practice for Awakening the Heart」 Shambhala; New版 (2006/9/12) -- 意識的に息をすいましょう。 意識的に息をはきましょう。 ちょっとした集中をするだけで、 ほんとにココにいれることを感じます。 だって、日々の生活では、からだとこころが 一致していることなんて、そうそうないんですから。 -- これができると...自分を感じ、 目の前の人も感じることができるようになります。 相手を理解するには   "深呼吸をして"   "過去でもなく、未来でもなく、いま・ここ にいる自分" を認識することがその第一歩だ、 と述べておられます。 自分の気がそぞろだったら 目の前の相手と会話ができませんから、 大切なことだと思います。 -- そして、いまここにいる自分を感じた後に、 自分が理解したいことにあわせて、こう心の中で唱えるそうです。 ●改めて、自分をいまここに集中させるとき  Dear one, I am here for you. ●相手をしっかりと認識するとき  Dear one, I know that you are here, and it makes me very happy. ●相手を助けるとき  Dear one, I know that you are suffering, that is why I am here for you. ●自分が助けてほしいとき  Dear one, I am suffering, please help. -- 相手が困っているときに、 しっかりと自分が相手の目の前にいてあげるだけで、 どれだけ相手にとって助けになるか... また逆に、 自分が困っているときに、 相手に助けをもとめることが、 互いの理解にどれだけつながるのか... など とてもシンプルですが力強い 愛する(理解する)方法を提案してくれています。 ただ、シンプルだからといって簡単ではなく、 (たった深呼吸をするだけのことですが)練習が必要だ、 と述べておられます。 「いま・ここ」 に集中することがいかに難しいかは、 座禅での深呼吸一回ですら 集中できない時の自分の感覚からわかります。 -- 春風の稽古でも、相手との挨拶の際に、 ●改めて、自分をいまここに集中させるとき  Dear one, I am here for you. ってつぶやいたら、それは実りある稽古になる気がします。 -- 合気道をはじめられる理由は、 個々人いろいろかと思います。 膝行族は合気道にこういう精神的(?)な面をみつけ、 はじめたところがあるので楽しみですゾ。座禅会! たまにはまじめなことも書く膝行族でした( ̄^ ̄)