兵法家伝書
こんにちわわ。かもめ食堂 膝行族 ハラダです。
ちょっと涼しくなってきましたね。ヨカッタ。
お漬物の "たくあん" はご存知です、よね(^^)
実は、沢庵 宗彭(たくあん そうほう)という
禅僧のお名前が由来なのです。
沢庵禅師、剣術心得の書を記しています。
「不動智神妙録」といいます。
この書は、柳生 宗矩(やぎゅう むねのり)という
剣豪のために記されたものと言われています。
誰じゃらほいって感じですが、
宗矩は、柳生十兵衛の父。
そして徳川家光の剣の師匠であったと言われています。
その宗矩が残した剣術の書が、
「兵法家伝書」です。ナガカッタですね(笑)
この兵法家伝書、岩波文庫で読むことができますが、
現代語にはなっていないため読みづらいです。
というか、読めていません(^皿^)
ただ、眺めるだけでも江戸時代の剣豪が
このようなことを気にかけていたのだなぁとさわりはわかります。
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「兵法家伝書」柳生宗矩著、渡辺一郎校注
岩波文庫(1985)
兵法修行の大前提となる身のこなしを
自由にするための三要素として...
P.9
一、身構(みがまえ)
一、手足(しゅそく)
一、太刀(たち)
右の三个(さんか)を以て、
初学の門として、
是より学び入るべし。
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これを冒頭に挙げています。
出来そうで、出来ない。
わかりそうで、わからない。
なによりも言葉であらわそうとするのが
すごいことだと思います。