一見、矛盾するもの。
こんばんは。かもめ食堂 膝行族の ハラダです。
やっぱり本の話です。御堪忍を。
2008年9月に購入をして、三年放置。
2011年9月に四苦八苦して読み上げ。
そして、4年後の今日。
この本をパラパラと眺めなおしてみました。
Leadership And the New Science: Discovering Order in a Chaotic World
(翻訳:
リーダーシップとニューサイエンス)
組織論の本です。ちょっと風変わりなのは、
最新の科学(量子論・複雑系など)を
組み入れようと試みているところです。
眺めているとですね...
結構、「禅」と相通じそうなところがでてきます。
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P.191 大約で。
量子論の世界では、すべてがその場の流れに影響される。
そこから作りだされる関係は場所やその時々によって変わるはずだろう。
でも、なぜ我々はひとつの文脈を仮定して作られただけにすぎない
解決策を、別のことに当てはめて解決をしようとするのであろう。
(設定だって千差万別なんだから、解答だって千差万別でしょう)
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書いてしまえば、なにを当たり前のことを...
と思いますが、実際に個別に対応するのは結構タイヘンです。
ここから「禅」につながり(つなげ)ます。
ぼくの勝手な感覚で、
禅 = いま・ここ
と感じていたのですが、
それと並行して、
禅 = 居つかない
という感覚も芽生えているような気がします。
いま・ここ、に居ようとするのに、居つかない。
これいかに(oД0)!! 笑
相反するものを抱きかかえる感覚が
結構、量子論と似ている気がします。
関係がないことかもしれませんが、
ぼくはこうやって学びをひろげていけたらいいなと思っています。